お米には7人の神様がいるんだからね
小さい頃から
”お米はお茶碗に残らないように綺麗に食べなさい”
と、言われて育ったオムさん。
お米を残そうものなら拳骨が飛んでくる家庭でした。
特に祖父と祖母が厳しかったかな。
小さい頃は思わなかったけど、大きくなるにつれて「農家の家系でもないのになぜ?」なんてよく思ったものです。
戦時の厳しい環境で幼少時代を育った祖父と祖母からしたら、お米が食べられるだけで幸せなんだから残さないのってことなんだろうね。
そんな祖父母によく言われたのが”一粒のお米には7人の神様がいるんだよ”という話。
「え?七福神がいるの??」って聞き返したら違ったらしい。
土・風・雲・水・虫・太陽
そしてお米を作る農家さん
この7つを意味しているんだとか。
そんな話を聞いて育ったオムさんは、その甲斐あってお米の食べ方は超綺麗。
だから、お米をお茶碗に残して食べる人が苦手です。
というか嫌い。
ここ最近、息子がお茶碗にお米をめっちゃ残して「ごちそうさま」というようになってきた。
何度言ってもわからないから、今朝は痺れを切らして7人の神様の話をしたんだけど、
「神様なんていない!俺が神様だーっ!わっはははっはー!ww」
なんて調子の良いこと言うもんだから、静かに威圧して綺麗に食べさせましたよ。
俺が神様だーってなんやねん。
まるで俺がルールだって言ってるようなもんじゃない。
全くもう・・・(´・ω・`)
私も小さい頃は何度も怒られたから、息子にもトライ&エラーの精神で、何度も言い聞かせようと思います。
お米の神様、もう少しだけ待っていてくださいね。