この小さな心配りが何より嬉しい
昨晩、妻がミートソースパスタを作ってくれた時のこと。
ミートソースを作るにあたり、9歳の息子が食べやすい味付けになるよう、台所で何度も何度も味見をして調整していた妻。
そんな懸命な妻の後ろ姿に胸がときめき、抱きしめたいと何度も台所をウロウロする旦那マンこと僕。
その不審者を居間から眺める我が息子。
こんな家族3人。
ようこそオム家へ。
さてさて、
ミートソース作りに夢中になり、怪しい不審者から抱きしめられる危機的状況にも目もくれず、黙々と作業を続ける妻。
出来る限りトマト特有の酸味を抑えつつ、且つトマトの旨味は残し、
息子が食べやすいように甘さを強調する味付けになるよう、神龍にお願いをしている姿を見ていると、
何というか、
結婚生活もまだ1ヶ月しか経っていないというのに、もうすっかり息子のことを考える良きお母さんになっているなぁ〜と思う。
息子に喜んで欲しい一心で味付けをする、この小さな心配りが何より嬉しい。
そんな心配りが嬉しかったのか、息子も美味しそうにパクパクっとミートソースパスタを貪る。
息子「かゆ うま」
割と量の多いパスタが見る見ると息子の口に吸い込まれていく。
それはもうダイソンの掃除機並みの吸引力だ。
先日作ったお父ちゃんのナポリタンは結構な量を残したというのに・・・。
解せぬ。
やはり母の味は強しなのか。
お父ちゃんも精進せねば。
おわり。