雪の日の出来事
ホットアップルパイとバニラアイス。
そして冷たいブレンドコーヒー。
妻と過ごす優雅なひととき。
駄菓子菓子!!
この日は午前中から雪が降り出し、午後になると一面銀世界。
雪に慣れてない埼玉人の僕には厳しい世界。
そんな僕とは対照的に、雪道をグングン進む妻。
東北の血が騒ぐのか、妻はとーっても楽しそうに見える。
ザクザクっと雪を踏みしめる様子が堪らなく可愛い。
そんなことを考えながらスタットレスタイヤに交換した車を引き取りに向かう。
どうやら、この日ばかりは朝から整備士の人たちは作業でてんやわんやしている様子だった。
前もって「スタットレスタイヤに交換しないと危ねぇべよ〜だからはよ来ない!」と通達していても、人間ってのはギリギリにならないと動かないもので。
現にホームセンターなどで売られている雪かき用スコップだって、雪が降った当時になってやっとこさ売れるような世の中。
「備えあれば憂いなし」
この言葉の大切さを現代人は忘れてしまっているのだろう。
そんな僕も当日にタイヤ交換をお願いしている側の人間だから、偉そうなことは言えないんだけどね。
さて、
無事に車の換装を終え、向かった先は息子の学校。
時間もちょうど下校時刻の15時。
妻と二人で下校する息子を待つ。
雪が降るとわかっていても、傘を持っていくのを忘れた息子。
やっぱり親子なのか。
親子揃って、頭の中の辞書に「備えあれば憂いなし」という言葉はないらしい。
んで、待つこと数分。
妻が息子を発見。
よく見ると女子3、4人に囲まれて帰宅している息子。
外は寒くても、女子3、4人に囲まれたハーレム状態で帰宅する息子の心はさぞかしホットなんだろう。
その証拠に、
車に乗って一緒に帰るかと思えば、女子軍団と一緒に帰ると言う息子。
可愛いイチゴの小さい傘を手渡され、息子は雪降る街へと消えていきました。
そんなわけで、息子がハレーム状態で帰宅して来るまでの間。
愛犬1号のひな(右)と2号のビスケット(左)を外に連れ出して写真をパシャり。
ひなは雪に対してさほど抵抗する様子はなかったんだけど。
ビスケットに関しては
「話がちがうんですけどーーーーーーーー!!??」
って感じ。
何というか、
散歩かと思い、高ぶる鼓動を抑えつつ、向かった先が死ぬほど寒い極寒の地で、もう帰りたいって訴えてる様子がハッキリとわかる。
愛犬1号のひなが全然平気だし、
雪の上でおしっこをするくらい余裕なのに
ビスケットに関しては雪の上に足を置くことすら嫌な様子でした。
スムースチワワ(短毛)に雪は効果バツグンらしい。
元々メキシコ生まれのチワワだから仕方がないのかも。
”犬は喜び庭かけまわる”って歌の歌詞のようにはいかないものだ。
ちなみに、小型犬を気温−6℃を超えた外に連れ出す場合
命の危険に晒されるレベルの寒さのため、長時間の行動は控えるようにしてくださいね。