好きな言葉、大事な言葉
こんにちは、はにお(嫁)です。
突然ですが、私の好きな言葉は
「おはよう」と「おやすみ」です。
挨拶の中でもいちばん好きな言葉です。
何故好きなのかと言いますと、2011年3月11日に起こった東日本大震災。
私の出身地は被災地で当時は地元に住んでいたので被災しました。
当時22歳。
初めて死を覚悟しました。
ここで死ぬのかーとチュッパチャプスのチェリー味を舐めながら、憎たらしい程に綺麗な夕焼けと雪を1人で眺めて途方に暮れていたよ。
不思議と死ぬかもしれないということを受け入れていました。
それはそれは冷静に。
そんな冷静さも、やっと繋がった姉からの電話でなくなっちゃったんですけどね。
死んでたまるかー!
と地元まで片道40分かかる道を4時間かけて帰ってきました。
自宅の方面は浸水で進めなかったので車をコンビニに停めてふらふらとさ迷いながら歩く歩く、そして歩く。
そこから職場があったショッピングモールで避難生活をし、1週間後に両親の安否確認がとれました。
2週間ほど避難生活をしてからやっと我が家へ帰宅することができました。
おはよう と おやすみ
家族、友人、職場の人達、関わりのある全ての人と、この言葉をまた交わせたことがとても嬉しくて泣いたことを覚えています。
この震災があってから私の価値観は大きく変わったかな。
いつ何があってもおかしくないので、やりたいと思ったことはやるべきだなー!と。
死んでしまったらもちろん何もできないので。
毎日当たり前に交わしている挨拶。
当たり前を当たり前ではないと痛感させられた震災。
この出来事は忘れてはならないし、忘れたくないですね。
忘れないけども!!
忘れないけども!!!
起こった出来事全てを書くと、もんのすごーーーく長くなるので割愛しておりますが、一人一人にドラマがありますね…。
色んなことがありました。
なにより、生きててよかったです。
生きてるから出会えたオムさん。
可愛い息子。
優しいお義母さんと義妹さん。
家族、友人、大好きな人達と言い合えるおはようとおやすみ。
あてくしは幸せ者でございますだよ。
あとがき
余談ですが、魚肉ソーセージってあるじゃないですか。
おさかのアレ。
すり身のソーセージ。
私はあれがどうにも苦手だったのです。
しかし、
避難生活の時に救援物資で魚肉ソーセージを頂きまして、
飢餓状態だし、貴重な食料だし…ということで食べてみたらば…
まさにこれ。
それ以来魚肉ソーセージ大好きっ子になったのでした。
魚肉ソーセージは私にとって思い出深い食べ物だ。
美味しいよね…!
それではまた( 'ω')ノシ
はにお(嫁)